持続化給付金詐欺で10億円搾取したとして指名手配された谷口光弘(たにぐちみつひろ)容疑者47歳。谷口みつひろ容疑者の経歴や自宅住所・会社について調査しました。
谷口光弘容疑者の経歴「多種多様な事業展開!あらゆるビジネスに手を付けた」
新型コロナ対策の持続化給付金を10億円近く騙し取ったとみられる母親と息子2人が警視庁に逮捕され、主犯格の父親が指名手配されました。詐欺の疑いで指名手配されているのは谷口光弘(たにぐちみつひろ)容疑者47歳です。谷口光弘容疑者の経歴について調査しました。
指名手配されたことにより顔画像がこうかいされました。顔はまるまるしてどこにでもいそうな中年の男という印象です。

谷口光弘容疑者と7年ほど前に知り合ったというコンサルタント業の男性によると、光弘容疑者は当時、三重県で飲食店を経営するかたわら、太陽光発電所の建設事業に関わっていた。東京と三重を毎週行き来し、「太陽光がよくもうかっている」などと話していたという。東京・赤坂のクラブによく出入りし、この男性に不動産投資の相談をしてきたこともあった。男性は「もうけ話が好きで、すぐ突っ込もうとするタイプだが、ビジネスの知識はあまりないように感じた」と話す。
20年前に谷口光弘容疑者を雇っていたというバーの店主によると、谷口光弘容疑者はかなりの野心家でお金の儲け話に飛びつくタイプだったという。若い頃からお金儲けを企んでいた谷口光弘容疑者は簡単にお金が手に入る詐欺に手を染めてしまったのです。バーで働いていたのは酒が提供されるところにはお金持ちが来るということ理解していたのでしょう。そしていろいろな儲け話をお客さんから聞き出し自分にあったビジネスそしてお金儲けができるジャンルを模索していたと考えられます。

谷口光弘容疑者の経歴は以下です。
- バーAPPLEPAPAの店員(松阪市)
- 三重県の飲食店
- 太陽光発電の建築事業
- 不動産投資
- インドネシアでの事業・漁業と油田開発
- 持続化給付金詐欺
谷口光弘容疑者の経歴について何か情報が入り次第追記していきます。
谷口光弘・梨恵容疑者の会社「有限会社SDS開発・ユニバーサルフード」
谷口光弘容疑者と谷口梨恵容疑者が経営していたとされる会社です。




設立された会社は以下です。
- 株式会社SDS
- 有限会社ユニバーサルフード
平成15年に9月2日に会社を設立、その2年後の平成17年に3月2日にもう1社を設立しています。急速ビジネス展開が行われこの頃に、儲け話があったのはないかと推測されます。儲け話には無我夢中で食らいつく谷口光弘容疑者は行動力がかなりあるように思えます。
谷口光弘容疑者のあまりにも貪欲な性格に嫌気がさしたのか谷口光弘容疑者と谷口梨恵容疑者は離婚をしています。これは夫婦の亀裂によるものなのかそれともビジネスの為なのか。梨恵容疑者の谷口という苗字は変わっていない。もともと谷口だったと言われたらそれでおしまいですが、ほとんどの方が離婚をしたら旧姓に変更すると思います。しかし、梨恵容疑者は離婚後も谷口となっているのでこれはビジネス離婚ではないかと考えられる。
谷口光弘容疑者らのチームプレー「元家族が一丸となって詐欺」
主犯格とされる、父親の光弘容疑者がセミナーを開くなどし、東京・港区にあるマンションを拠点に、都内の別の場所に住む息子2人に手伝いをさせ、虚偽申請の準備をしていました。共犯となる給付金の申請者を集め、母親の梨恵容疑者と長男の大祈容疑者が、メールで申請の手続き。次男は、手続きに必要な確定申告書を作るために、税務署を回っていたとみられています。


- 谷口光弘容疑者・・・セミナー・SNS勧誘
- 谷口梨恵容疑者・・・虚偽の申請書作成
- 谷口大祈容疑者・・・虚偽の申請書作成
- 谷口次男容疑者・・・確定申告書を作るために、税務署周回
その他にもこの家族以外には共犯者が10名ほどいるようです。おそらくこの家族一人一人の代行業のようなものをやっていたのでしょう。
谷口光弘容疑者はお金に貪欲で、ずる賢い印象があります。谷口光弘容疑者はありとあらゆる情報を仕入れこの詐欺ビジネスに手を染めたのでしょう。
谷口光弘容疑者の三重県自宅「松阪市から津市へ移住」
谷口光弘容疑者は04年、松阪市内の延べ床面積約300平方メートルの木造2階建ての中古住宅を購入。谷口夫婦と男の子3人、女の子3人、谷口容疑者の父親の家族9人で暮らしていた。

近隣住民によると谷口一家の印象は悪いとは思わなかったという。谷口光弘容疑者の自宅はかなり大きく、赤いフェラーリに乗っていた時期もあった。仲間たちとバイクでツーリングするなど多種多様な趣味を持っていた。そんな谷口光弘容疑者であったが町内のゴミ掃除は家族総出で手伝ってくれる人だったという。6人の子どもを育てながらおじいちゃんの面倒を見ていた。家族で悪いことをするようには全然見えないと話していた。
持続化給付金詐欺をきっかけに家族は拠点を作り地理尻になりました。元妻の谷口梨恵容疑者は三重県に拠点を置き、元旦那の谷口光弘容疑者は東京に拠点を置きました。長男:谷口大祈容疑者と次男も東京に拠点を置きバラバラに住居を構えていたという。これも詐欺から逃れるためだと考えられる。中小企業庁側が給付金の申請書類に不審な点があることに気づき、申請を却下した直後の2020年10月に、詐欺が発覚するのを恐れ谷口光弘容疑者はインドネシアに出国したのでしょう。家族を置いて自分だけ逃げたのです。インドネシアには不法滞在の外国人が多く、小さな島がたくさんあるので、潜伏して生活するのに打って付けです。見つけるは困難かもしれないという。また、詐欺グループは10数名おりインドネシアに共犯者がいるのではないかと考えられています。
谷口光弘容疑者はインドネシアで漁業をしている知人に話していた。しかし、石油発掘をしていると3年前に出会った別の知人には異なる説明をしていた。また、電話番号も何度も変更し連絡が取りずらい状況を作っていたという。谷口光弘容疑者と当時連絡を取っていたLINEも今は連絡が取れない状況だという。

元妻の谷口梨恵容疑者はこの自宅から不正な申請を繰り返し行っていたという。しかし、自宅住所の特定はまだできていません。
持続化給付金詐欺事件概要
谷口一家による持続化給付金詐欺事件の概要をまとめました。
- 新型コロナ対策の持続化給付金を10億円近く騙し取ったとみられる母親と息子2人が警視庁に逮捕され、主犯格の父親が指名手配されました。
- 詐欺の疑いで警視庁に指名手配されたのは海外に逃亡中とみられる谷口光弘(たにぐちみつひろ)容疑者47歳です。
- 三重県に住む元妻の谷口理恵(たにぐちりえ)容疑者45歳ら息子で長男:谷口大祈(たにぐちだいき)容疑者22歳と次男21歳が逮捕された。
- 谷口一家4人は2020年、新型コロナの影響で売り上げが減った個人事業者を装い、持続化給付金300万円をだまし取った疑いが持たれています。
- 谷口光弘容疑者らは同じような手口で家族ぐるみで給付金詐欺を繰り返し、被害はおよそ10億円に上る。
- 2020年8月ごろ、持続化給付金事務局から警視庁に相談があり事件が発覚。
- 谷口光弘容疑者は、2020年10月にインドネシアに出国している。
- 持続化給付金は、新型コロナの影響を受けた場合に給付され、給付額は中小企業などの法人は最大200万円、個人事業主は最大100万円。
- 谷口一家は2020年5月~9月までの間、過去最大規模で少なくとも計960回以上の不正な申請をしている。
- 谷口光弘容疑者らは、セミナーを開き、「誰でもお金がもらえる」などと申請者を募り、確定申告書の偽造や給付金申請を行っていたとみられる。ほかにも10人以上が関与していたとみている。
つづく・・・
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